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旅する様に暮らすin釧路DAY3の②

今日は4・22、釧路旅から既に2カ月・・

長い・・更新遅い・・

もうサクッと行こうと思います(;’∀’)

ローカルバスに乗れずペンションのオーナーさんの優しさで市内まで送ってもらい、その後は・・

趣のある釧路駅

時間に余裕のある旅なので、ローカル電車に乗ってみよう!!

と思い立ち、北海道最東端まで走っている「花咲線」に乗ってみましたよ(´▽`)

花咲線・・どこかで聞いたことがある路線で、地図でみると根室まで単線で走っていて、海岸沿いを通っている

これは面白そう!!

発車ギリギリで乗れ・・

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えーー!一車両しかないーヾ(≧▽≦)ノ

めっちゃローカル!!

ていうか、車内は満員御礼!!(笑)しかもマニアの方ばかり!!

釧路駅から根室まで2時間半の旅!

食べ物は買えずだったので、飲み物だけでひたすら過ごす感じ・・

調べたら、花咲ガニが有名だそう!!

ならば食べたいじゃないですか!!

着いてからのお楽しみと言うことで、お腹ペコぺで車窓を楽しみました。

湿原の中を走り、多分ディーゼル車なのかな、ゴーーーと重たい音を出しつつ走る。

北国の列車は力強くてかっこいいのです。

高校生の頃は電車通学だったので、雪の日に列車がホームに乗り込んでくるとき、列車の顔が沢山の雪を掻き分けて来たのであろう姿が「おーー(´;ω;`)良く来てくれた、ありがとう・・」と思っていました。

それと同じくこの花咲線もカッコいい。

湿原の中を走行中
座席の柄が可愛い♡
海沿いも走る
ルパン三世の作者モンキーパンチ先生の故郷らしい

車窓の風景を眺めていたら根室に到着

こんな端っこに来てしまったのね・・

日本最東端

Googleマップを見ても端っこだわ

良く来たなー

てことで、更に東の果てまで行ってみましょ

「納沙布岬」(のさっぷみさき)

根室駅からローカルバスに乗る事一時間

日本じゃない風景
お家もあるけど、寂しいなぁ

この地域は雪は少ないが風が強そうで・・そして漁師町なのかな?若干寂しい感じがしました

あまり見たことのない風景の中、納沙布岬まで行くであろう観光客数名とワタシ

変な感じがしました

岬なだけあって海が!ザッパーン!!カモメの群れが沢山、オオワシがたまに来ていました。

とにかく風が強いのと寒い!!

ココは北方領土問題を抱えている所。

資料館や火を燃やし続ける火の塔があったり・・物々しい雰囲気

遠くに返還されずの島が見えました

あそこはロシアの領地なんですね・・私も含め、本土にいると北方領土返還は人ごとのように感じていますよね?でもこの地域はと言うより北海道ではその勉強をするそうです。

でもせっかっくなので、ひとりで来ていた女性に声かけて写真を撮ってもらいました

根室も野鳥観察スポットらしいヽ(^o^)丿もっと勉強して野鳥観察に出かけたいな♥

そうよ!私花咲ガニが食べたかったのよ!!

お土産屋さん併設の食事処・・

冬季休業の文字(゜o゜)ウソ~!!?これを楽しみにしていたのに~(´;ω;`)

お腹ペコペコ・・・

仕方なく、お土産屋を物色して・・

根室と言えば!?

昆布~(@^^)/~~~

とは知らず、あちらこちらに昆布が売っていました。

帰りのバスが来て、行きと同じ運転手さんで、行きと同じメンバーで乗り込み、また一時間揺られて根室駅へ。

帰りの車窓
運転席から今日最後の太陽
北の国からの蛍ちゃんが好き人と駆け落ちして、しばらく住んでいた落石!

そして、帰りは素晴らしい夕焼けの中を列車が走り、夜7時ころ釧路駅に着きました。 

そうそう、このローカル線には沢山のエゾシカの群が線路に立ち入ります

その度に汽笛ならぬ鹿笛をピーピー鳴らしての走行

鹿さんが線路からどかない場合は、どいてくれるまで列車は止まる!!

そんな列車が止まるなんて…動物にも優しい路線

そして!海沿いの景色が良い場所はゆっくり走行してくれると言う優しい路線でした

ぜひ、お時間ある方は根室まで列車の旅をオススメします!

お腹ぺこぺこの私は釧路駅着いてすぐに居酒屋さんに入り、またこのお店が良くて(*’ω’*)

おばんざいのお店だったのですが、ママさんと常連客らしい男性しかおらず、とてもいい笑顔で「どうぞどうぞ」と言ってくれ、カウンターで素敵なおじさま含め3人で沢山北海道の事、釧路の事、自然の事いーっぱい話してくれてとても楽しい時間を過ごせました。

最後に写真撮ってくれば良かったなと後悔(>_<)

釧路の日本酒とカレイの煮つけ、ここらではカレイを「ばばかれい」と言うらしく「呼び方がねぇ、汚いわよね~」と言って笑っていました

オススメされた日本酒。銘柄、見えない(^^;;
でも美味しかった!
ババガレイ 素材が良い!

男性の方は出張が多く、沢山の地域に行っていて伊勢にも行って伊勢うどん食べた話とかしてくれたり、知識豊富で笑顔がステキで雰囲気がとても良かったなぁ

明日は札幌に戻るそうで、車で5時間!!

北海道の方は時間の感覚が私たちとは違うと思いました。

ちょっと行って来ると言って2時間なんて当たり前!!

やはり広いからですね!(^^)!

ママさんは自然とスイーツと温泉が好きらしく休みは道内をめぐるのが楽しいと!

北海道の地図を広げ、沢山美味しいグルメ聞いたのですが・・忘れた(*_*;

お二人とも温泉が詳しくて、秘湯を知っていて羨ましい限り!

「鶴なんて割と普通にいるし、彼らは意外と狂暴でね、あの長いくちばしで向かって来るのよー」とか

「森に行ったら、色んな動物に会えるけど、いちばん会いたくないのは熊!!」

とお二人口揃えて言ってました

キャンプするときはとにかく食べ物を残さない、キレイに片付けるのはどさんこの鉄則なのって

そして、北方領土問題の事は、私たちの親以前の世代は当時北方領土に住んでいたわけで、そこに今も先祖のお墓があったり、親族が漁でロシアに撃たれたりしたりで想いがあるのよ・・と教えてくれました。

本土にいる私たちはそんな事知らず、他人事。沖縄の事もそうかもしれない。

ワタシ「全く他人事の様でダメですね・・」と言ったら

お二人とも「良いのよ~、今は旅行なんだからそんなこと思わなくていいのよー」って

良い方だ!

そうそう、釧路はさんまも有名らしく、昔の保存食さんまの粕漬を頂きました!

なかなか塩気が強いけど酒のつまみに良かった!

母の作るこれはもっと塩がきつかったけど私流にアレンジしたのって

男性おすすめのお魚・・・名前忘れたが、手でサクッと割って食べる焼き魚をご馳走してくれました。

本当に気さくで明るくて優しくて、つい3時間くらい長居してしまいました!

旅の醍醐味、地元のお店で地元の人と話す!これですよ。

最後、道内の地図を貰って、またいつか来ます!と言って別れました。

地図を広げて談笑

そうそう、教えてくれたのが、新鮮なホタテはサクサクの食感なんですって(@_@)

知ってましたか?!

今度はレンタカーで巡ってみたいな~

3日目の夜はふけてついに釧路最後の日!SL列車に乗る!!です

2カ月経った今もこうやって旅を思い出していますが、良い旅してるな~と我ながら思っています(*´ω`)

どこ行ってもひとり旅だというと皆明るく受け入れてくれるし、沢山話してくれます。

またあのママさんのお店に行きたいな、そしてあのおじさまにもお会いしたいな~

リールーヘアー店主

そして辿り着いた場所、本当の最東端