猫と言う親友
3月も後半ですね(^^)早すぎる日々…
先日のブログにも書きましたが、猫のふくちゃんが旅立ちました。
沢山の皆様の励まし、本当に本当にありがとうございました(*´∀`*)
私もふくも幸せ者です!!
ふくちゃんと一緒に居た15年。あっという間の15年でした。
ふくちゃんが赤ちゃんの頃、出会った頃の事…
昨日の事みたいです。
ふくちゃんは本当に本当に良く頑張りました。
2/11にご飯を食べなくなり、ひと月食べずにいて、水さえも飲めなくなって数日…
3/10 am1時に旅立ちました。
相当苦しかった様に思います。
それでも一生懸命に生きていました。
亡くなる数日前に久しぶりにお布団に入ってきて、少しの間わたしの腕枕で寄り添ってくれました。
ふくちゃんは、昔からわたしの腕まくらや膝の上が好きな子で甘えん坊。
ふくちゃんが病気になった昨年の12月から少しずつそう言う行動ができなくなり…
でも、ふくちゃんは私の心の準備を作ってくれた様に思います。
ふくちゃんが亡くなる日は、私が連休で、
その連休の初日にサヨウナラしてくれました。
仕事に穴を開けなかった、飼い主思いの猫でした。
その日の午前中はベランダに出たがり、ヨロヨロの身体で一生懸命窓を開けようとするんです。どこからそんな力があるのか…
寒い日でしたが、一緒に外を眺めて…それが一緒に見た最後の外の景色でした。
ふくちゃんは外が好きで、出窓から景色を眺め鳥達を目で追い、風を感じて居ましたね。
多分亡くなるその日は、本能だと思います。動物は亡くなる前には暗く寒く狭い所へ行きたがる。
それは安心しつつ体力を温存する為なんだと思います。
彼女は、フワフワ毛の猫だったので最期までガリガリには見えなかった。でも触ると骨と皮しかなかったなぁ。口にも腫瘍が広がっていたのか…可愛そうでした。
それでも、苦しい雰囲気はたまに出すくらいで耐えていた様に思います。
亡くなる日の夜、少しでも楽になる様に先生に往診してもらい、痛みを緩和する注射を打って頂き…少しは眠れたかなと思ってます。少しでも痛みが和らいだかなと…思いたい。
ふくちゃんの病気が分かってからの3ヶ月…長かったなぁ。
絶対にこの子は治る!私が治す!!と躍起になり高い漢方も飲ませ、好きなご飯を買い食べさせて…でも、治せない病と分かってからは…絶望感…でも、余命があるからとにかく一緒に過ごす時間を作ろう!と自分に言い聞かせて…
ただ、治療法がない、そしてふくがご飯を食べる事を辞めた時はどうしたらいいのか…悩みました。
日々弱った体になるふく…見ている私が辛い…でもふくちゃんの方がもっと辛いはず。
自分がふくの顔の変形や辛い姿が見たくないから、安楽死を考えているのでは?とか色々悩みました。
ふくちゃんは動物の本能で体力を温存する為に食べないのか、それとも死を迎える準備を始めたのか…
それならば尊重しようと決断するまでは、悩みました。
点滴をすれば延命にはなるだろう。でもふくはそれを望むのか?ダルい体で病院で待つなんて…私でも嫌なのに。
ずーっと頭の中はふくを病院へ連れて行くべきか悩み続けていましたね。
でも、食べなくても点滴も打たなくてもふくは自力で水を飲みに行ける様になったし、トイレも自力で行ってました。
お家が1番良いんだろうなと感じてました。
1週間以上ずーっと悩み続けました。
でも、それで良かったと今は思っています。
最期の最期まで私とのわずかな時間を過ごして、とくに私は何も出来なかったけれど、そばにいられた。
ふくちゃんが息を引き取るのも私の手の中で看れた。
後悔はありません。ふくちゃんも楽になれた。痛みから解放された。それだけでも私はホッとしてます。そして安楽死をしなくて良かった。
今までもペットを看とりましたが、ふくに限っては沢山学ばせて貰った様に思います。
死をこんなに見つめた事はなかった。
看取る側の心の準備、決断…好きなものと別れるであろう未来の想像。
悲しみ、絶望、エゴ…
沢山自分を見つめました。
このブログも、何日もかかって書き上げています。
こんなに時間のかかるブログは初めて。
ふくがいなくなってもうすぐ2週間。
お骨はお家にあります。色んな方から沢山のお花を頂き…幸せな猫です。
心の友、ふくちゃん。いつかまた会える日があれば嬉しいな。
ふくちゃんは仕事に穴を開けなかった子だから、一生懸命に仕事頑張ります!
そして、ふくちゃんと過ごしたこの数ヶ月で時間の有り難さを学んだので、時短を週に数回は作ろうと思っております。
やりたい事やりたいし、仕事以外の事にも目を向けたい。
ようやくそう思える様になりました。
お客様友人に支えられて有り難さいっぱいの日々です。
長くなりましたが、ふくちゃんの応援本当に本当に感謝しております(´∀`)
リールーのスタンプにはふくちゃんが居ますので♡
リールーヘアー 店主